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健康情報

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2020年01月鼻呼吸は口呼吸よりも免疫力を上げる

「鼻呼吸」とは、口を閉じて鼻で呼吸をする事。鼻呼吸をすると白血球(体の防衛隊員)が増える。

花粉症などで鼻づまりを起こすと鼻呼吸ができないので、口を開けて呼吸をする事になる。

鼻から喉頭までの空気の通り道(上気道)は、鼻の病気や扁桃腺(へんとうせん)の肥大などで狭くなります。

起きているときは気にならなくても、寝室で横になると鼻呼吸はしづらくなる。
病気がなくてもお酒を飲んだときや疲れたときは上気道のまわりの筋肉がゆるみ
気道が狭くなるので、口を開けなければ呼吸が追いつきません。

鼻呼吸をラクに行うには、鼻・喉・口の病気を治療しておくことが大切です。
鼻呼吸をすると、白血球や血小板の数が増えることがわかっています。
つまり、免疫力を上げる事が出来る。
白血球は体に侵入してきた細菌やウイルスをやっつける体の防衛隊員なのです。
血小板は出血を止める止血隊員をしての役目を果たしています。
鼻呼吸をしないと体の防衛隊員や止血隊員の数が足りなくなってしまいます。
また鼻を通過する事で、空気に含まれるごみやほこり
細菌などが粘液につかまえられて鼻腔の奥まで運ばれていき、喉からたんとともに掃除されます。


 

寝るときに軽く唇が閉じる程度にテープを貼ると、鼻呼吸に誘導しやすくなります。
ただし、テープをきつく貼ると呼吸ができなくな為軽く貼るだけにしましょう。
鼻呼吸を心がければいびきも改善されます。口呼吸になると健康な人でも喉頭が下がり、気道をふさぐ格好になります。
飲酒や肥満、喉の病気があるといびきはひどくなります。
鼻呼吸をよりスムーズに行うために、空気が通る妨げになる鼻毛もよく切っておきましょう。