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健康情報

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2019年06月お昼の過ごし方や運動について

昼食のあとは「昼寝タイム」でリフレッシュ

「食べたあとに横になると牛になる」といわれていますが、牛じゃなくて健康になります。昼寝をすると体が休まるので胃腸の動きをよくすることができ、それにプラスして午後からの仕事に新鮮な脳と体で取り組むことができます。
眠るときは、体の右側を下にした姿勢で横になると良い。胃で消化されたものを十二指腸に送り出すのに最適な胃にやさしい姿勢。
ネクタイやベルトなどしめつけているものは少し緩め、靴も脱いでリラックスすること大切。
職場などで横になるスペースがないというときは、椅子に座った姿勢で目をつむるだけでも良い。靴を脱ぎ、かかとを腰の高さよりも上にあげると、よりくつろぐことができますよ。

 

お昼休みは、のんびり静かに過ごすのが一番

昼休みどきにサラリーマンやOLがバレーボールやバドミントンをしている光景やジョギングで汗を流す人もいます。
健康的で明るいひとコマだが、昼休みはのんびり静かに過ごすのが良い。昼食をとったあとの胃や腸にとっては体の休養モードが必要な時間帯にあたるそう。
ジョギングを楽しむのであれば、昼休みでなく夕方に行うのが体のリズムに合っています。
天気のよい日にオフィスから出てくつろぐときは、公園のベンチなどでのんびり過ごすのが一番。
だたし、直射日光を浴びると交感神経が刺激されて、神経が興奮するアドレナリン(ホルモン)の分泌が多くなるので、疲れやすい。戸外でのひとときを過ごすときは日陰を選ぶようにしましょう。
これからの時期、どんどん気温が上がり日差しも強くなっていく為、紫外線対策や水分を摂るなど熱中症対策など行うことも忘れずに。

 

よく動いて、1日に1万歩

歩くことの効用は、体の中でいちばん大きな筋肉の足の(※)大腿四頭筋(だいたいしとうきん)やふくらはぎの筋肉がよくつかわれること。その結果、心臓への血液の戻り(ミルキングアクション)がよくなります。足は「第二の心臓」といわれるのは、血液循環をよくするカギを握っているから。
普段からよく歩くことを心がけ、エレベーターやエスカレーターが嫌い、という生活をすることは「第二の心臓」を鍛える事になるます。よく歩いて血液の流れがよくなると、血管のいちばん内側の血液の流れと接する内皮細胞が血液で刺激され、ブラジキニンという血管を広げるホルモンが分泌されます。その結果血管がよく開き血液がよく流れるようになり、そして血圧も下がっていきます。
(※)大腿四頭筋とは・・・太ももの筋肉

「ちょい運動」はスクワット10回

職場でコピーをとるためにデスクを離れた時やトイレに行った時などを利用して、スクワットを繰り返し行うことを生活習慣にしてみませんか?
特別なものでなく、膝の曲げ伸ばし行う。膝を曲げたときに腕は自然に肩の高さまで上がる。簡単な動作だが、普段運動をしていないと、10回続けて行うと、かなりきついと感じるはず。
歩く効用と同様、足の筋肉を鍛えるとともにミルキングアクションを活発にします。
このような「ちょい運動」を少しずつ積み重なることが大切ですね。