本文へスキップ

健康情報

本文スタート

2015年07月水分の摂り方で「健康力」に差がつく Part2

今回も前回に引き続き、効果的な水分の摂り方をご紹介致します。

 

運動をする前の水分補給で体は準備万端

ウォーキングなど運動をする前に水分を摂ることをオススメします。汗をかくので前もって水分を補給しておこう!というわけです。運動前の水分補給には、ただの水がなりよりです。缶ジュースなどの糖分が多く含まれている飲み物では、その分のカロリー消費もしなければなりません。ただし、夕方などに空腹状態で運動をするときは、低血糖にならないように糖分の補給をした方がよいときもあります。ジュース類ではなく飴をなめるなどの方法がオススメです。

歩く時間や運動する時間が長くなるときは、あらかじめペットボトルなどを持参するといつでも水分補給ができて安心です。汗をたくさんかく夏のゴルフでは、水分補給の巧拙がスコアを左右することにもなります。

 

野菜や果物からの水分摂取は効率がいい

暑い季節になると、夕方以降の水分補給はもっぱらビールで!という人も多いでしょう。ビールのジョッキを傾ければ、アッという間に500mlが体の中にしみわたります。しかし、水分の補給が欠かせないといってもビールのガブ飲みだけでは健康を損ねます。水分は飲料水で摂るよりも野菜や果物に含まれている水分のほうが体の中に入りやすい性質を持っているので、野菜や果物からの水分補給も大切です。

暑い季節に水分を摂りすぎると胃腸の働きが落ちることがあります。そんな時は、なるべく脂分を控え、消化・吸収のよい食べ物で胃腸をいたわりましょう。そして、野菜・果物からの水分補給を行うようにしましょう。

 

温泉に入ったら、寝る前に水を飲んで安全に

入浴中は汗をよくかいて水分が失われるので、血液がネバネバ度を増します。それで入浴タイムには心筋梗塞や脳梗塞が起きやすいのです。日本では1年間に約3.000人の人が家庭風呂も含めた入浴タイムで命を失うと報告されています。「入浴タイム」を安全に楽しむには、お風呂に入る前と出たあとの水分補給が欠かせません。

温泉を楽しむ秘訣も水分補給にあります。温泉に入ると体がよく温まるので、睡眠中に汗をよくかき、たくさんの水分が体から失われます。お酒を飲むことも多いので、アルコールによる脱水状態がそこに加わるのです。そこで、温泉で過ごす夜は寝る前の水分補給が欠かせません。夜間にトイレに立つときにも水分補給を行いましょう。

 

食事の前に炭酸水を飲むと「やせる効果」

食事の前に炭酸水を飲むと、おなかの中でふくらむのでたくさん食べなくても満腹感を得やすいです。発泡性の飲み物が持つ「やせる効果」といえるでしょう。炭酸は脂肪を包み込む性質があるので、脂肪の多いものを食べたときには脂肪球の形で体外に出してくれます。ただし、甘みの強いものは禁物。砂糖がいっぱい入っているので、太る原因となります。

すばらしい炭酸水の効果は皮膚にぬっても得られます。シワがとれるし、肌も若返ります。炭酸水に含まれる二酸化炭素が皮膚に浸透すると血液の流れが一時的に悪くなり、酸欠状態になります。そこで酸欠状態を解消しようと、酸素を含んだ血液を送り込むために血管が一気に広がります。そのことで皮膚の新陳代謝が促され、若返り効果をもたらすのです。炭酸温泉が肌によいといわれるのも同じ効用によります。温泉では体がよく温まるので血液循環がより一層よくなり、美肌効果はさらに高まります。シャンパン風呂なら美肌効果に酔ってしまいそうですね♪