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健康情報

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2020年10月耳たぶからの危険信号

耳たぶが硬い!コンドロイチンの不足シグナル

耳たぶを触ってみよう。カチカチに硬い状態のときは要注意!健康な耳たぶはブニョブニョした感じで柔らかい。
次に耳を手で内側に折りたたむようにして放してみる。耳がすぐに元の状態に戻らない時も要注意。
健康な耳ならすぐに元の形に戻ります。
耳たぶなど外耳の主な成分は軟骨でできているので、ブニョブニョ成分のコンドロイチン硫酸が豊富に含まれています。
耳たぶが硬い人、内側に織り込んだ耳がすぐに元の状態に戻らないときは全身のコンドロイチン硫酸が不足しているシグナル。
私たちの体の関節、腱(骨と筋肉をつなぐ)、靭帯(骨と骨・筋肉をつなぐ)にはコラーゲン、グルコサミン・コンドロイチン硫酸などの成分がたくさん含まれている。
ふだんからコラーゲン・グルコサミン・コンドロイチン硫酸をしっかり摂ることが大切です。
コラーゲンが多い食べ物は、うなぎ、鶏の手羽先、牛のすね肉、豚足など。
グルコサミンは、かにやえびなどのキチン質に含まれている。コンドロイチン硫酸はかまぼこ、ふかひれ、納豆、山芋、うなぎ、すっぽん、どじょう、魚の煮凝り、鶏の軟骨や皮に多く含まれている。



関節、腱、靭帯を強くする食べ物は夕食に

関節や腱、靭帯などの新陳代謝(古くなったものと新しいものとの交代)は私たちの睡眠中に行われる。
そこで、コラーゲン、グルコサミン。コンドロイチン硫酸を多く含む「コグコ食品」は夕食に食べるのがオススメ。
「コグコ食品」にプラスしてビタミンCも摂りたいりましょう。
ビタミンCは腱や靭帯と筋肉との接着力を増し、コラーゲンを作る働きを促します。
ビタミンCの多いピーマン(完熟した赤ピーマンならなお)、ブロッコリー、芽キャベツ、小松菜、大根の葉、さつま芋などをプラスして食べたい。食後にビタミンCの多い柿、キウイフルーツ、いちごなどのデザートもオススメ。



耳たぶに横じわ、動脈硬化の合図!食べ方に注意を

両耳とも耳たぶを鏡でチェックしてみよう。耳たぶに横に走るしわができていたら「動脈硬化かも」の警告。動脈硬化は血液の流れを悪くするので、その結果耳たぶの皮膚が委縮してしわができる。
「耳だぶ警告」がある人は早速、動脈硬化を改善する食べ方を実行しましょう。「耳たぶ警告」がないからといっても安心は禁物。予防できることからしてみましょう。

食事にいつも野菜が登場・・・朝・昼・夕の三食に野菜料理を登場させる。野菜に豊富な食物繊維は、動脈硬化の原因となるコレステロール、中性脂肪などをくっつけて掃除をしてくれます。
海藻やきのこにも食物繊維が多ので海藻サラダでも。

肉は赤身。調理に工夫・・・肉の脂身やバターのように常温で固まっているものは摂りすぎないようにしよう。牛肉・豚肉の中でも脂肪が多いのはばら肉系(脂肪と赤身が層になっている)。
食べ方も、脂肪がよく落ちる網焼きや蒸し焼きにしたりゆでて食べましょう。

和食中心に食事の計画・・・塩分の摂りすぎに気をつければ、和食は「血管の老化」を改善するのに効果的。おかずには和食定番の納豆、豆腐料理、野菜の和え物などを食べましょう。

夜9時を過ぎたら食べない・・・糖分を利用するインスリンの分泌は夜9時頃まで。夜9時を過ぎたら食べることもやめましょう。それは無理、というときでも脂肪の多い食べ物は避けよう。夜9時を過ぎて脂肪の多い食事をしていると、確実に肥満や「血管の老化」を招きます。