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健康情報

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2017年08月水分不足が病気を引き起こす!?

人体の60%以上は水分でできています。
この水分量を保てないと、細胞ひとつひとつの機能が失われるため、各臓器がうまく働かず、生命維持さえ危ない状態となります。

体内でわずか2%の水分減少でのどが渇き、
3%で身体症状に影響が現れはじめ、
4%以上減少すれば強い脱水症状、
そして5%以上の減少は、死に至ることもあります。

水分補給がなぜ必要かというと、
人間は代謝によって、日々体内の水分を失っているからです。

1日に出ていく水分は、総合して約2L~2.5Lです。
そのうち尿として出るものが、約1L~1.5L、それ以外は、呼吸や汗などです。
呼吸・体の臓器の働きなど、普通に生活するだけでも、水分は失われているのです!

そこで1日に必要となる水分量は、
飲料として約2L~2.5Lということになります。

水分が不足すると、たとえばこんな症状も・・・

1.血栓による病気(脳梗塞・心筋梗塞・低血圧など)
2.臓器の機能低下(イライラ・うつ病・もの忘れ・認知症など)
3.血糖値上昇(糖尿病など)
4.痛みを伴う病気(ぜんそく・鼻炎・リウマチ・腰痛・ひざの痛みなど)

一度にたくさんの水分をとっても、うまく吸収することができません。
こまめに少量の水分を摂取しましょう。

基本は、1時間にコップ1杯の水分補給が望ましいです。
夏や運動時など、水分が奪われやすいときは、1時間に3~4回は水分補給してください。

「のどが渇いた」は、すでに水分不足の状態です。
今の季節、先手必勝で水分補給していきましょう!!